戦前の少年雑誌は「少年倶楽部」「幼年倶楽部」「少女倶楽部」などが人気を競っていました。マンガのページは少なく多くが読み物でした。そして、少年雑誌のもう1つの楽しみは「付録」でした。付録といっても紙のものが大半でした。ところがこの付録がただの付録ではありませんでした。正確な縮尺を使用した乗物、建築物、それにジオラマとなる実景を描写したものなど、これが付録なのかと思わせるようなできの良さと、作りの複雑さは、現在では考えられないほど見事で精巧にできていました。
 
万里の長城
少年倶楽部(昭和8年8月号)
エンパイヤステート
ビルディング
少年倶楽部(昭和7年2月号)
日本万歳
幼年倶楽部(昭和19年1月号)
人造人間
幼年倶楽部
(昭和7年4月号)
流線形の新機関車
少年倶楽部(昭和10年2月号)