VANは日本のアイビー・ファッションの元祖メーカーとして一斉を風靡し、1978年に会社を解散してからもなお語り継がれていることはご存じでしょう。1960年代銀座に出没した「みゆき族」。そのほとんどがVANの顧客で、彼等は必ずVANの紙袋を脇に抱えていました。Tシャツ、トレーナー、ブレザーなどは、当時、VANが製品化したものが定着し、今に至っているわけです。
もちろんファッションだけでなく、スケートボードやランドリーバック、マグカップ、キーホルダーなど、いわゆるノベルティ・グッズを通して、私たちはその向こうにアメリカを感じ取ることができました。つまり、生活スタイルすべてにおいてアメリカ文化を教えてくれたのがVANだったのです。